無料で動画公開したりオンラインイベントを開催したときなど、投げ銭を受付けたいときってあると思います。
とは言え、いざ投げ銭をしてもらおうと思った時、どうすれば良いか困る方も多いでしょう。実際、私もよく相談を受けています。
そこでこの記事では、手数料が少なく簡単にできる投げ銭システムの作り方を紹介します。
- これから投げ銭を始めたい
- 今利用してる投げ銭システムは手数料が高い
そんな方は参考にしてみてください。
投げ銭システムを作るときのポイント
まず、投げ銭システムを構築する際、おさえておくべきポイントを紹介します。
手数料が安い
利用するシステムの手数料は必ずチェックすべき重要なポイントです。
投げ銭に使える便利なシステムは手数料が10~20%、高い場合だと30%ほど取られたりするものもあります。手数料が30%だとお客様が1,000円投げ銭してくれても700円しか手元に残りません。
せっかく投げ銭してもらうのですから、手数料は出来る限り安いシステムを利用すると良いです。
簡単に利用できる
投げ銭を受け取る側にとっても、投げ銭するお客様にとっても、簡単に利用できるシステムであること。これも大切なポイントです。
特にお客様にとって支払い方法が分かりにくかったり面倒だと、投げ銭したくても出来ないという人が増えてしまいます。そうなってしまうと残念です。
投げ銭システムはなるべくシンプルなものが望ましいです。
投げ銭システムを作るのにおすすめのサービス
投げ銭システムにおすすめの決済サービスはズバリSquareです。
Squareはクレジットカード決済サービスで、個人でも気軽にクレジットカードでの決済を利用できるようになります。
Sauareをおすすめする理由
Sauareは簡単に利用する事ができ、かつ、手数料も安い決済サービスです。先ほど説明した投げ銭システムを構築する際に抑えておくべきポイントを2つとも満たしてるわけです。
理由1:安い!
手数料は3.6%(JCBのみ3.95%)です。安い!
- Squareの手数料
- 3.60%(Visa,Mastercard,AmericanExpress,DinersClub,Discover)
- 3.95%(JCB)
投げ銭の金額が1,000円だった場合、手数料36円を引いて964円を受け取れます。
チリも積もれば山となる。この手数料の安さは大きなメリットです。
理由2:簡単!
Squareで投げ銭を商品登録すると、簡単にURLやボタンを出力できます。
以下は実際に稼働している「投げ銭」のサンプルです。どのようなものか触ってみてください。あわよくば実際に投げ銭してもらえると私が小躍りします(笑)
URLの例
https://checkout.square.site/merchant/ML36XYJFW6V18/checkout/XWVYNQFX2XPSVZ6E77VG4NQF
URLはそのままTwitterやFacebook、YouTubeなどのSNSやメールに貼り付ける事ができます。
理由3:便利!
URLやボタンの他にQRコード出力もできます。
チラシなどの紙媒体に載せる事もできますし、PayPayなどのQRコード決済のようにイベントの受付での清算に利用する事もできます。
理由4:リスクゼロ!
Squareの基本使用料は無料です。利用料金は決済時の手数料のみ。アカウント登録してクレジットカードの審査が通って利用する準備が整った後、そのまま放置していても料金がかかる事はありません。
「とりあえずアカウントを作って便利そうだったら使ってみよう」といった感じで気軽に試せちゃいます。リスクゼロです♪
Square投げ銭システムの作り方
それでは、Squareを使った投げ銭システムの作り方を説明していきます。
とは言え、始めるのは簡単です。入力項目は少し多いものの、わずか2ステップで出来ちゃいます。
- Squareアカウントを作成
- 投げ銭を商品登録
1.Squareアカウントを作成
まず公式サイトに行き、無料登録をしてSquareアカウントを作ります。
氏名、メールアドレス、事業内容、入金口座番号など、必要事項を順次入力して下さい。
2.投げ銭を商品登録
アカウント登録が完了すると即日~3日ほどで審査結果が届きます。審査が通ったら投げ銭を商品登録しましょう。
ログイン後、ホーム画面の左側メニューから「オンラインチェックアウト」を選択します。
開いた画面右上にある「お会計リンクを作成」ボタンを押します。
お客様が自由に金額設定できる「寄付金を受け付ける」を選びます。
件名はなんでも良いのですがわかりやすく「投げ銭」と入れ、特定商取引法を遵守しますにチェックを入れて、「リンクを作成」ボタンを押します。
投げ銭の商品登録完了です。
URLを使いたいときは「リンクをコピー」、商品ボタンを設置したいときは「購入ボタン作成」、QRコード画像が欲しい時は「QRコード作成」と、それぞれ用途に合わせて活用しましょう。
Square以外の投げ銭システムおすすめサービス
Squareの投げ銭システムには実は欠点もあります。それは、決済方法がクレジットカードのみという点です。
投げ銭をしてくれるお客様の中には、クレジットカードを持ってない方や他の方法で支払いたいという方もいるかもしれません。
もし、クレジットカード以外の決済方法も選べる投げ銭システムを作りたいという場合は、ネットショップ作成サービスを利用する手もあります。
ネットショップ作成サービスのメリット&デメリット
ネットショップ作成サービスは決済手段が豊富などのメリットもありますが、元がネットショップ用のシステムならではのデメリットも存在します。
メリット
- 決済手段が豊富
- 他のアイテムも一緒に販売できる
- お客様リストを取得可能
デメリット
- 手数料が少し高い
- 審査が通りにくい
- 投げ銭金額は決め打ち
どのように投げ銭を運用するかに合わせて利用するか検討してみて下さい。
投げ銭に使えるネットショップ作成サービス
ネットショップで投げ銭システムを実現する場合、ダウンロード商品として投げ銭を登録するのが現実的な方法になります。
ダウンロード商品を登録できるサービス
投げ銭システムの作り方 まとめ
投げ銭システムの作るのにおすすめとして、Squareを使って投げ銭を受け付ける方法を説明してきました。
- 手数料が安く済む
- 簡単にSNSやブログに設置できる
- QRコードで紙媒体にも掲載できる
- 基本料無料なのでリスクゼロ
Squareを使えばコストを抑えて簡単便利に投げ銭システムを構築できます。
是非、試しに投げ銭システムを作ってみて下さい。